スタッフブログ

バルコニータイルの土間「フラット化」

バルコニータイル施工について良く頂くご質問なのですが

バルコニータイルの高さをリビング床レベルと「フラット」にして欲しいとか

通常、バルコニーの土間は奥側にある側溝へ雨水が自然に流れるように

緩やかな傾斜がついています。

これを傾斜を付けずにフラット(平ら)にして欲しいとご要望を頂きます。

大変申し訳ございませんが弊社ではフラット施工を行っておりません。

主な理由は、フラット施工がマンションの管理規約違反に触れたり管理組合からの

許可が下りないなどの事が理由でございます。

フラット化にする為にはバルコニータイルの下面にフラットになる為のベースユニットを

敷き詰める必要があります。

このベースユニット上へ通常のバルコニータイルを敷き詰めます。

要するに簡易的な施工ではなくなるのです。

バルコニーは共用部分にあたり将来大規模修繕等が行われます。

その際には簡単に撤去ができるような構造で施工されていることが望ましい訳です。

その他の理由では前項で申し上げました通りバルコニー土間は側溝へ向かって

傾斜が付いております。

これをフラット化しますと手摺の高さが実質低くなってしまいます。
(土間をかさ上げしますので)

このバルコニー手摺の高さは各自治体の定める消防法で決められています。

バルコニーの土間(タイル部分)の高さを上げる事で手摺の高さが定められている

高さよりも低くなってしまった場合は管理組合により「撤去命令」が発せられる場合もございます。

当然ですが弊社のような業者の場合は咎められる場合もございます。(PL法など)

上記のような内容の為、弊社ではバルコニータイルのフラット化施工はご案内を

行っておりません。

お客様にはご購入頂きました商品を安全に末永くご使用頂けるように弊社では

努めておりますので何卒ご理解頂きます様お願い申し上げます。

日時:2013年11月 3日 10:08

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