弊社ではエコカラットを発売当初から施工を行っておりますが、
その時期により壁紙を剥がしたり、剥がさずに施工したりしています。
発売当初はメーカーの意向により全て壁紙を剥がしてから施工していました。
※一度貼った壁紙(クロス)は基本、全部を剥がす事ができませんので
リフォームクロスと同様に「上紙」を剥がして残った「下紙」を下地に施工いたします。
しかし、沢山の事例はありませんが条件下の悪いところでエコカラットが
剥離するケースがありました。(弊社施工では一度もありません)
それに伴い、メーカー指導の基、壁紙は剥がさずにタッカー留めで補強し
壁紙の上から接着剤を塗布するようになりました。
エコカラット剥離の主な原因は、壁紙を剥がした際に残る下紙に
エコカラットの接着材による水分が反応して残留した下紙がボードから浮いてくる
現象で貼ったエコカラットが剥離すると言う現象です。
その為に一度貼った壁紙は剥がさずに施工するようになりました。
最近の壁紙はビニールクロスですので、そのままでは水分を吸収するほどでは
無いので逆に接着には良いようです。
現在、2019年の12月ですが分譲マンションでは壁紙の表面に撥水加工されたものが
流行?出しているようです。(メーカーのアイデア?)
壁紙の表面に撥水加工が施してあり、汚れや染みが付着し難いとの事です。
ユーザーさんにとっては良い話しですね。
話しが長くなりましたが、エコカラットを施工する際には注意が必要です。
これまで通りに壁紙の上に接着剤を塗布しますと接着剤の水分を撥水効果で
接着力が低下する懸念がありますので状況により壁紙を剥がすケースが出てきました。
最終的には現地で確認してから決定するようになります。(慎重に)
詳しくは弊社スタッフまで、お問い合わせください。
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