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エコカラットを貼る壁の向き不向き

エコカラットのサイズ種類は豊富で大判の606サイズもあれば
30ミリ程度の小粒のものもあります。(30ミリ粒もシートで303ミリとなります)
お分かりの通り、1枚ものは焼いたタイルなので曲がりませんが
小さい粒のシートタイプはある程度壁の不陸(歪み)に馴染みます。

※不陸とは、壁自体の歪みでありボードは工場製造なので、
 ほとんど歪みはありませんがコンクリートの躯体壁は表面を左官屋さんが
 金コテで押さえているのでボードよりは歪みが大きいです。
 また、職人さんの技量により、その歪みも様々です。

この歪みの大きいところに大判(606サイズ)を貼りますと
比較的真っ直ぐなタイルなので密着するところと浮いているところが出ます。
また、歪みのせいでタイルが斜めになればタイル同士の突き付け部分も
片方だけ浮いて合わなくなります。(程度ものですが)
しかし、30ミリ粒の小さいタイプのシートであれば多少の歪みであれば
馴染みますし浮いたりする事も、ほぼありません。

この不陸に対する対処も専門の職人であれば多少軽減されます。
(接着剤の塗布量や貼り方で軽減させます)

上記の事を踏まえますとボード壁の方がエコカラットを貼るのに向いています。
その他にコンクリート壁ですとエコカラットが割れやすいですか?と
良く質問があります。
エコカラットは陶器なので素材そのものが割れやすいです。
エコカラット単体ですと簡単に割れますが「しっかり」接着剤を用いて
壁に密着させますと、まず割れる事はありません。
仮に貼った後に叩いて割ろうとしますとコンクリート壁よりも
ボード壁の方が割れやすいです。
それはボード壁の方が「しなる」からです。
タイルよりもボード壁が柔らかいので割れやすいのです。
反対にコンクリートは硬いので貼った後に叩いても割れにくいのです。

今度は地震等の揺れた場合は、どうでしょう?
これは構造上ボード壁の方が割れにくいです。
揺れと一緒に壁も動くように施工しているので割れにくいのです。
でも弊社施工でもコンクリート壁を沢山施工していますが
ボード壁よりも多く割れている事はありません。
そこも壁の状況によります。

コンクリートの躯体壁(室内から見える部分の戸境壁面)には通常「打ち継ぎ」がありません。
この打ち継ぎとは、鉄筋の入った型枠にコンクリートを打設するのですが
通常、上下階の境で打ち継ぎます。
ミキサー車でコンクリートを圧送する訳ですが交通事情等で連携が間に合わず
途中でコンクリートが圧送されなくなります。
これが階の境なら良いのですが見える部分の途中ですと良くありません。
(打ち継ぎ部分で時間が経過してしまうと一部で乾燥硬化してしまう訳です)
仮に部屋の真ん中で打ち継ぎされますと地震等で表面だけ薄いクラック(ヒビ)が
入る事があります。(必ずではありません)
これに釣られ壁紙なら一緒に破けますしエコカラット(タイル)なら割れます。(ヒビ)
ただ、これは構造体力に関わるほどのヒビではありませんので売主や施工会社に対して
クレームは言えません。(人が作るものなので許容範囲があります)
こう言った不運でエコカラットが割れてしまう事もあります。
こう説明しますとボード壁は割れないと思われてしまいがちですが
そんな事もありません。
ボード下地が良くない時はボード壁でも地震等で割れる事は稀にあります。
何れも「稀」です。
極論について説明してみました。
ご検討中の方は是非一度ご相談ください。
エコカラットの詳細はコチラをクリック


日時:2021年11月 8日 15:28

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