弊社の施工するガラスフィルムは現在(2020年8月22日)住友3m製品に限られています。
その理由について説明をさせて頂きます。
弊社では、これまで住友3m以外にも帝人製、東レ製など様々なメーカー品を
使用して参りました。
もちろん、これまでに施工してきた商品に問題はありません。
しいて言えば時代の流れと言いましょうか、商品コストに伴い、
費用対効果を示す価格維持が困難になった事もあります。
そこで費用対効果の高い、高品質のフィルムとは、どこの部分が大事なのでしょうか。
皆さんはフィルムと言うとフィルム本体の性能に目が行きがちです。
フィルムの厚みだったり積層枚数に着目するのではないでしょうか。
もちろん、その部分も大切ですがフィルムが貼られるのはガラス部分です。
高性能フィルムであってもガラスとの密着が弱ければ飛散防止効果は得られません。
フィルムとガラスが「しっかり」密着してこそ高性能フィルムの飛散防止効果が得られるのです。
お客様はUVカットや遮熱性能がメインと思われがちですが、本来の目的はガラスの
飛散防止効果です。
UVカット効果は副産物でありフィルム自体がUVカットしないと外からの紫外線により
フィルム自体がボロボロになってしまうのを防ぐ為です。
また、安価なフィルムにありがちなのがフィルムとガラスを接着させる為の「接着剤」です。
これが施工直後ではなく暫くして紫外線による影響もあり接着剤が「黄変」してくる事があります。
また、住宅用フィルムの多くは表面にハードコート加工と言ってウエスで拭いても
表面に傷が付きにくい加工が施されています。
安価なフィルムでも加工されている商品が多いですが程度問題で余り効果の期待できない
フィルムもある事があります。
(接着剤が変色したり細かい擦り傷が多くなりますとガラスが曇って見えます)
飛散防止フィルムは安全面から非常に密着の高い接着材で貼られています。
そのため、粗悪品に気が付いても簡単に剥離する事ができません。
最悪、ガラスを割ってしまう事もあります。
折角の新築マンションに施工するなら安心安全なフィルムを貼られる事をお勧めいたします。