スタッフブログ

内覧会同行検査の意義

弊社では、マンション購入サポートの一貫として内覧会に同行し、

専有部の検査を行っています。

この検査について最近SNSでは「仕上りしか検査できないので意味が無い」とか、

「構造体まで検査できないので検査する必要が無い」などの意見を見受けます。

どれも当人に取っては意味の無いものなんでしょう。

ですが全ての人に該当するとも言えませんね。

もっとも集合住宅なので建物全体で考えれば意味の無い検査になるでしょう。

引き渡し後に建物に重大な欠陥などが発覚すればアフターサービスの規約内で

修繕も可能でしょうし、それは一専有部の所有者レベルの話しではありません。

但し、検査により面倒な事から多少軽減される事もあります。

それは漏水事故です。

弊社の検査では水回りの給排水の通水検査を行っています。
(もちろん売主・施工会社・専有部のご契約者様の了解の基です)

最近は昔と違い、概ね全戸で通水テストは行っているはずですが、

通水する「量」が違います。

弊社のテストでは目一杯の量を溜めて一気に排水します。

年に1~2件ですが漏水してしまうケースがあります。
(配管施工の不具合により)

度合いによっては下階にも影響が及び内装を全部施工し直す関係から

引き渡しが4か月前後、延びてしまう事もあります。

これが入居後であっても同じく施工の手直しが想定されますが、

ご契約者様の手間は、どうなんでしょうか?

一時的に引っ越しや家具の移動など非常に面倒な事になります。

どちらかと言うと引き渡し前の方が良いですよね。

また、不具合があれば手直しもあるでしょうが、定期点検時になってしまいますし、

程度によっては是正して頂けないケースもあります。

それが内覧会時に指摘をすれば是正して貰いやすいんです。
(引き渡し(ローン決済)の関係です)

入居後に大きな手直しとか嫌ですよね。

また、女性などは入居後に入室される事も嫌なはずです。

極力、引き渡し前に完璧な状態に是正して貰いたいと思います。

最近は台風も大型で雨水は斜め45°ではなく真横に掛かります。

なのでエアコンのスリーブキャップや換気口のガラリなどの

キャップ回りにもシール充填が当たり前です。

なのにシールが充填されていない新築マンションも多いのも事実です。

こちら(インスペクター)が指摘しても全戸の仕様なので是正はできませんとか、

根拠のない45°ルールにより「大丈夫」と言って是正してくれない事業者や施工会社が

多いです。

保証があると言っても有効期間があります。

保証中に漏水があっても発覚するのは更に遅くなります。

外壁面では漏水があっても壁内でカビが繁殖し表面の壁紙が黒くなるまで

居住者は気が付きません。

なので検査で指摘し是正させるか、自己防衛も重要ですよね。

上記の事も踏まえ、内覧会同行検査が必要か不要かを良くお考えください。

日時:2019年3月 3日 11:19

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