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マンションの二重床(置床)工法について

マンションの床工法は大きく分けて「2種類」あります。

一般的な「二重床」と「直貼り」です。

直貼りは簡単に言うとコンクリートスラブに直接床材を貼るので「直貼り」と言います。

今回は「二重床」について説明したいと思います。

弊社のお客様に尋ねますと意外と契約したマンションの床工法を気にしていないんですね。

二重床工法とは、直貼り工法とは異なり「置床工法」とも言われます。

本当は図で説明した方が分かり易いのですが画像には著作権がありますので

簡単にはウェブに掲載できないのです。(ご勘弁ください)

施工はまず、置床と呼ばれる床材を敷く前のベースプレートを敷き詰めます。

この置床、アジャスターフロアーとも呼ばれ、+ドライバー等で上げ下げ調整ができます。

構造はパーティクルボードのベースを支えている樹脂束が調整式になっており

職人がオートレーザー等でレベルを調整して敷き詰めて行きます。

そのベースプレートの上にフローリング等が敷かれる訳です。

上記の通り、床コンクリートスラブとベースプレートの間が空間になっていますので

ここに様々な配管等が置かれる訳です。

先々のメンテナンスを考えると非常にメリットがあります。(配管の自由度)

また、遮音性能にも関わってきます。

近いうちに二重床工法と遮音性能についても記事にしたいと思います。

この二重床工法にも大きく分けて2種類の工法があります。

「壁先行型」と「床先行型」です。

性能的、一般的には「壁先行型」が多いです。

マンションは概ねRC(SRC)造、やPC(プレキャスト)造が多いです。

RCやPCに関わらず、構造体が完成すると側だけで内部はドンガラです。

ここから、どう施工するか?です。

壁先行・床先行に関わらず、まず、床面の配管(給排水等)やUB(ユニットバス)が施工されます。

一般的な壁先行タイプの場合には、ここから壁が先に施工されます。

現状は軽量鉄骨造(LGS)が主流です。

間仕切りが先行して施工されます。
(同時に躯体壁や外壁側のGL壁やスタッドも施工されます)

ここで間仕切り下地が完成しますと今度は置床が施工に入ります。

壁が先に立っているので非常にレベルを合わせるのが面倒ですが仕方ありません。

置床が敷き終わるとフローリングが敷かれる訳です。

これが壁先行タイプの二重床です。

もう一方の「床先行タイプ」は似た施工ですが少し順番が異なります。

読んで字のごとく、間仕切り壁が立つ前に置床を敷き詰めます。

間仕切りが無いので施工しやすいのが特徴です。

もう、お分かりの通り、置床が施工しやすいので「工期」が短くて済みます。

工期を早くしたい事業主は、この「床先行」を選びます。
(もっと工期を縮めたいなら直貼りですがね)

この「壁先行」「床先行」のメリットデメリットについても別の記事で

紹介したいと思います。

これだけ施工方法が違うと言う事は生活面や将来のメンテナンス、売却価格にも

関わってくる重要な要素です。


日時:2020年3月 7日 13:56

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